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■ひだまりのぬこ

Postted:2009/03/02 [Mon]

路地とは言っても、それは本来的な意味での路地ではない。 正直なところ、それは何とも呼びようのない代物なのだ。 正確に言えば道ですらない。 道というのは入口と出口があって、そこを辿っていけば然るべき場所に行きつける通路のことだ。
村上春樹著 『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』 新潮社, 1994年,p.19

今日は出張にいってきました.

折角普段来ない街にきたのでふらふら散策していたら、 あやしげな遊歩道を発見したので歩いてみました.

遊歩道と言っても全長は50mくらいしかなく、 両脇は普通に民家の庭だったりして、 ほんとイメージとしては『ねじまき鳥クロニクル』の『路地』.

[IMAGE]ひだまりのぬこ

ひだまりのぬこ.気持ち良さそうに寝てました.羨ましい.

[IMAGE]梅の森の満開の下

何故か一本だけ咲いていたうめ.

位置的には大きな国道を一本入っただけなのに、 異様に静かで不思議な気持ちになる道でした. たしかに退屈はしないので、ある意味『遊歩道』.

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