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レファで使おうと手に取ったのだけれど、 用例が余りに酷すぎて勤務中にも関わらず盛大に吹いた. 初っ端の読点の用例からして、

、　とうてん【読点】

B. 連体形や体言などで文を一時中止する場合。

・いつも腰が落ち着かず職を転々、それゆえ蓄えもない。

G. 倒置文で、熟語のあと。

・何だ、このざまは。
・出て行ってください、すぐに。

H. 限定・条件・理由などを示す叙述のあと。

・勤め先をしくじったばかりか、恩人の顔に泥をぬってしまった。

などとかなり黒い.中の人大丈夫か.

でもま、用例があれなだけで、本自体は非常に良いものですよ. しかも参考図書なのに読み物として普通に面白いんだから参る. 指示マークの用法で『羊をめぐる冒険』の区切り記号とかどんだけマニアックなんだ.

参考文献

小学館辞典編集部編　『句読点、記号・符号活用辞典。』　小学館, 2007年

用例にやたら競馬用語が多い謎な辞典.下手な小説より面白いので参考図書の他、娯楽本としての用途も.