映画好きの知人の勧めで、久々レイトショーを観に行ってきた. 作品は『あの娘、はやくババアになればいいのに』.
娘をアイドルにしようと奮闘するドルオタ独身親父. そんな娘に猛烈アタックを仕掛ける同級生や 親父に言い寄るぼそぼそ声のパートタイマー(優香似)が現れ、二人の関係に微妙に変化が生じる. 果たして其々の恋の行方は、そしてステージを目指す親子の運命は…
題名とこのあらすじでわけがわからないよ!!と思ったあなたはたぶん正しい. 作品ものっけから凄い展開なので、深く考えず単純に楽しめばきっとそれで良いんじゃないかな. 本好きの性か、冒頭の古書店のシーンでやたら分厚いゴダールの本があるなー みすずの『ゴダール伝』じゃないかなーなんて眺めてたら伏線になっててびびる.
映画好きの知人‐この人は映画祭の審査員を務めちゃうような人なんだけど‐が勧めるだけあってとても面白かった. 『リラックスと興奮が同時に訪れる場所』の件には、人目も憚らず吹き出してしまった. これ、セル化されないかなぁ.
ちな上映館テアトル新宿.
はじめて来たんだけれど、落ち着いてみるのには丁度良い大きさ.
古くからある劇場なのだけれど場内もとても綺麗.
何故か来月はサンライズフェスティバルが行われる予定、久々に「風のノー・リプライ」でも聴きに来ようかな.