4月からはじめたツーキニスト生活もはや3ヶ月半.
残念ながらエアロフレームで爆走する女子高生やワゴンRで牽いてくれる体育会系美女との出会いはありませんが、
身体を定期的に動かすせいか寝付きがよくなり体調良好.
さらには体重も4kg近く落ちて折角オーダーしたスーツがゆるくなってしまい
嬉しい悲鳴の今日この頃だったのですが、この所ちょっとした問題が発生してきました.
アイウェアの話をしよう
職場への道程は川沿いのサイクリングロードを下って行けば到着という素敵環境なのですが、 川沿い故に遮るものがないため、夏が近付くにつれ日差しがきつくなってきました.
自分はクロスの頃からelleseスポーツサングラスのクリアーを使用しているのですが、 クリアー以外にも交換レンズが予め付属しており、用途に合わせて付け替えが可能となっています. そこで上記のような偏光グラスに交換すれば強い日差しも怖くありません.
そんなアイウェアで大丈夫か?
大丈夫だ、問題n
うわなにこれぜんぜん前見えねえ.
これは決してアイウェアが悪いのではなく、夜サングラスをかけたら前が見えなくなるという 小学生でもわかる事に気付かなかった僕の頭が悪いだけです本当にすみません. 毎日定時で上がれる職場で夕日を浴びながら帰れるならまだしも 日が暮れるどころか22時過ぎが当たり前の職場からサングラス着用で帰るのはどう考えても無謀だし、 かといって裸眼で走るのは隙あらばゴーストカミカゼアタックを仕掛けてくる昆虫溢れるサイクリングロードでは自殺行為です.
クリアーレンズを持ち歩いて往路と復路で付け替えれば良いのでしょうが、 付属のケースが結構嵩張る上にいちいち付け替えるのがどうにも面倒くさい. 何か良いものはないものか、と探してみると今の世の中何かしら見つかるものですね.
あぁこれ?これは調光レンズだよ
さて、そんな日差しと虫に悩めるツーキニストを救ってくれる人類の知恵の結晶がこの調光レンズ.
そもそも調光レンズとは、レンズと一体化するDANP(ジアリルナフトピラン)と呼ばれる 感光性分子に含まれる多くの染料が紫外線があたることにより反応し活性化さr 要は日差しが強いところで勝手にサングラスになるふしぎレンズです.
ただ問題は非常に高価な点、オークリー等の一流ブランドで買おうとすると平気で5万円くらいします. レースやブルべならともかく日々の通勤に使うだけの物にここまで出すのもどうか、 ということでもう少し手頃な値段のものを検索してみると ワンプライスメガネでおなじみZoffがスポーツ用のアイウェアも扱っており、 オプションとして調光レンズへの変更が可能な模様.
こちらがZoffのスポーツ用モデルZoffATHLETE.
サイズは2種類でどちらも5色展開の計10種類.
価格は7,000円+調光レンズ3,000円と決して安くはないですが何とか手の届くお値段に収まっていますし、
たまたま引出の中から以前先輩に頂いたZoffのギフトカードがこんにちわ. 丁度有効期限も今月末迄と神が言ってるんですね、これを買えと.
ロードバイクにZoffathleet?いいんじゃないかな
そんなこんなで完成したメガネがこちら.
スポーツ用アイウェアとしてのZoffathleetは一言で言うと「値段相応」、
質感・フィット感などはどうしても専用アイウェアに比べるとちょっと劣る.
ダウンヒルで40km超えてくると横から風が巻き込んでくるし、
パッドの自由度も低いので抑々メガネの型が顔に合わない人は厳しそう.
ただ、フレームの出来云々を補って余りあるのが今回の肝でもある調光レンズの便利さ.
出発時は普通のメガネが
帰宅時にはサングラスにって何これすげえ.
濃度の変化がシームレスなので、夕方などはきっちり夕日を遮り日が落ちるとクリアになって視界を確保、
っていう凄い事をやってくれてるんだけどあまりに自然すぎて何時色が変わったか全く気付かないくらい凄い.
今迄は薄昏時等でアイウェア外すか迷うシーンが多々あったのだけれど、
そうした煩わしさから解放されたのは楽だし何といっても安全なのが本当に大きい.
幸い自分は視力は人並みなので今回は度無しで作ったけれどレンズに度も入れられるし、 度入りメガネ・アイウェア・サングラスの三役をこなして1万円ならコスパもかなり良い. カーブが固定なので型が合えばという条件付きだけど、 手頃なアイウェアを探しているメガネストのロード乗りは一度近くのZoffで試着してみたらいいんじゃないかな.