librinvain.net

PCつけてエディタ起動して…

Postted:2011/08/03 [Wed]

↑もうね、年取るとこれだけで泣くほど疲れる.

というわけで、例の如く1ヶ月分のエントリをまとめてアップ. そこそこまめにログは残しているものの、 タグで成形→FTPの時点でどうしてもかったるくなる.

因みに今回のエントリの中で最も古いものは作成日より384日遅れ. それもう何の意味も無いんじゃねと思ったけど折角なので更新.

全身真っ黒じゃカラスさんだよ

全身一色

上下とも黒や上下とも青などの格好は定番なようで超危険です。 どうしても野暮ったく、垢抜けない印象になってしまいます。 だからといって、キツイ原色のものも避けるようにしたいところ。

引用元:トレンド・プロ制作 『脱オタクファッションガイド改』 オーム社,2009年 p.50

出勤直後の出来事.

先輩「読みたそうな本があったので置いときますね」
『あ、はいどうもー』

で、昼休みに自席に戻った結果が

[IMAGE]脱オタクファッションガイド 改

こ れ だ よ

ははっ、なんぞこれ.黒カッター黒パンツの俺涙目ワロタwwwwwww

ワロタ…ワロタ…

グエン・ファン・チャン『牛に乗って川を渡る女』について

Postted:2011/07/20 [Wed]

質問

ベトナムの絹絵画家グエン・ファン・チャン(Nguyen Phan Chanh)が描いた 『牛に乗って川を渡る女』が収録された資料はあるか.

回答

図録・書籍の掲載はない.

同作品はベトナムの遺族が所蔵していたもので、過去に展覧会等に出展されたこともない.

なお、同作品は2011年に修復のため日本に来ており、 2011年10月22日(土)から2012年2月12日(日)まで金沢21世紀美術館にて閲覧可能.

NDC

絵画. ベトナム (722.3)

参考文献

ベトナム絹絵画家 グエン・ファン・チャン 絵画修復プロジェクト展,
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=46&d=1128, 2011年7月20日
金沢21世紀美術館で行われている、同作品の修復プロジェクトホームページ.
貴重な同作品の画像も有り.(→なんちゃってアーカイブ
番組詳細 旅のチカラ「幻の絹絵よ!よみがえれ~絵画修復家 岩井希久子 ベトナム~」,
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110716-10-31249, 2011年7月20日
旅のちから 幻の絹絵よ!よみがえれ ~絵画修復家 岩井希久子 ベトナム~,
http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10956897077.html, 2011年7月20日
同プロジェクトがNHK「旅のチカラ」にて紹介された時の番組詳細. 下は個人サイト『素晴らしきドキュメンタリー!テレビから世界へ情報発信!』内の1エントリ.

備考

「掲載なし」っていうのも立派な答えだよね、というわけで参考文献もないのに図々しく登録.

仏教美術を除くと、東南アジアの美術作品に関する資料の少なさに驚いた. レファレンス資料やデータベースも軒並み西洋中心. 何か良いレファレンス資料ありませんかね.

なお、今回のれふぁは美術全集を総当たりした時点で力尽き、 金沢21世紀美術館の皆様に相談しました. お忙しい中答えて頂いた担当者様に、この場を借りて感謝します.

ゴーヤの由来

Postted:2011/07/07 [Thu]

質問

苦瓜(ツルレイシ)は沖縄では「ゴーヤ」または「ゴーヤー」と呼ばれているが、その由来が知りたい.

回答

文献だと、『ふるさとの野菜 -日本野菜誌』に

「ゴーヤー」という名称は方言の「マガヤー」(曲がっているもの)が訛ったものではないかと 先輩に教えられたことがあるが、真疑のほどはわからない。

引用元:農耕と園芸編集部編 『ふるさとの野菜 -日本野菜誌』 誠文堂新光社,1979年 p.338

とある.インターネットには諸説あり、

  • 中国名「苦瓜(クーグァー)」が、沖縄で訛ったとする説
  • 最初に栽培した人の名・「胡屋(ゴヤ)」氏に由来する説

などが見受けられる.

NDC

蔬菜 (626)

参考文献

農耕と園芸編集部編 『ふるさとの野菜 -日本野菜誌』 誠文堂新光社, 1979年
p.338-340に「沖縄県 庶民の保健野菜 ニガウリ(苦瓜)」として記載あり. ただし、名前の由来について「ではないかと人に聞いたがわからない」レベルなので資料としては弱い.
「錦茘枝」「苦瓜」そして「ゴーヤー」からの考察
http://www.bitby-bit.com/~gohyah/motto/motto2-09.html, 2011/7/1アクセス
ネットの情報は余り使いたくないんだけれど、一般的に流布している通説についてかなり詳しく書いてあるので紹介.

備考

「ゴーヤー」で検索しようとした所、検索の際に長音をはじくシステムになっていたらしく 「ゴヤ」がばんばん出てきて泣きそうになった.

ネットの通説も文献で裏付け取れればなあ、と思いニッポニカから植物図鑑、 果ては琉球言語学まで幅広く漁ってみたが該当資料なし.残念.

http://librinvain.net/ Webmaster zerotomo
Valid XHTML 1.0! Valid CSS! powered by blosxom