こうしてブログを始めるとなると、僕がどこで生まれたとか、 どんな愛すべき幼稚園児だったのかとか、初恋はいかにして始まりいかにして終わったかとか、 その手のデビット・カッパーフィールド的なしょうもないあれこれを知りたがるかもしれない.
でもはっきり言ってね、その手の話を書く気になれないんだよ.
今からここに書き溜めていこうとしているのはただ、J・D・サリンジャーの 「ライ麦畑でつかまえて」の書き出しに出てくるデビット・カッパーフィールドは、 Googleで検索すると最初に手品師のデビット・カッパーフィールドがヒットするけど、 C・ディケンズの作品 「デイヴィット・コパフィールド」の事を言ってるんだとか、 そういった僕の普段の仕事で自然と身に付ける知識についてだ.
色々と最初に書いておかなくちゃいけないことはあるはずなんだけど、 あんまり長くなってもあくびがでるばっかりだし、必要なときに続きを書こうと思う.
ちなみに、書を愛して狂う者曰く、 この端書は野崎訳ではなく春樹訳のパロディだ、ということだよ.