紅莉栖「タイムリープマシンは、絶対安全とは限らないのよ。
場合によっては、あんたの存在そのものが無くなる可能性だって-」岡部「『人間は根源的に、時間的存在である』」
紅莉栖「…ハイデガーね。私も今、それを言おうとしてた」
佐藤卓哉監督 『STEINS;GATE: 第14話 形而下のネクローシス』 未来ガジェット研究所, 2011年
悪友に誘われたので、観に行ってきました劇場版『STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』(以下一部ネタバレ).
原作で示唆されていた、オカリンの存在そのものが無くなる可能性を描いた作品.
原作・アニメ・小説と一通りこなしたつもりだったのだけど、 Blu-ray特典の25話を見ていなかったせいでしょっぱなから置いてけぼりを食らいびびる.
作品自体はざっくりと原作寄りの科学部分2割に比翼恋理寄りの助手無双が8割. まさかの萎えちゃんアニメ化とか酔っぱらい助手(未成年)とか 地上波でできないことを盛り込んでて面白かったんだけど、 全体として見るとちょっぴり尺が足りなかったなという印象. 後半駆け足気味になり、過去パートあたりで若干置いていかれた. 科学か恋愛かどっちかに絞った方が良かったんじゃないかな.
そんなわけで改めて原作の完成度が浮き彫りになってしまい、正直もう伸び代はないかなーという感じ. それでも原作が好きなら一通り楽しめると思うよ.
なお、その後
お気に入りのシェーキーズ新宿店でピザとビールを喰らう.あまり映画の話題は出なかった模様. 以下、ピザとビールの写真.
ポテトぐううまい. 夜はオーダーバイキングなので出てくるまでに時間がかかるけれど、 確実に焼きたてなのは嬉しい. 100円追加でビールが付くので値段も妥当. ぶっちゃけこっちの方が印象に残った.