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あけましておめでとうございます.

今年はSmashでも古木あーっと！→紅組Perfume→TVKベイスターズナイトで年越し. 古木ものっちもベイもみんな相変わらずでした. ベイ特番に至ってはつまんなすぎて途中で寝たわ.

昨年レファ担に戦力外通知を受け、他人の褌で相撲を取り続ける当サイトを本年もどうぞよろしく.

初詣 in 川崎大師

一度お札とか受けちゃうと返しに行かないといけないし、 行ったら行ったでまた貰ってきちゃうしで初詣ってレンタルビデオ屋と一緒だね. というわけで今年も川崎大師にお参り.

だから何故伸ばす.今年はプラカードが3枚に増えてた.

対ジエン・モーラン用大銅鑼.

バラ肉なんだぜ、これ.
冷凍肉の塊を鉄板の上に放置→エバラ焼き鳥のたれで味付け→地鶏の焼き鳥完成、やったね！ いくらB級グルメ笑とはいえこれはひどい. 昨年のお好み焼きを立てて焼くおっちゃんを探したんだけれど不在.がっかり.

柄にも無くおみくじなんぞ引いてみたら見事末吉. 凶・大凶がないので実質最下位. 良いことひとつも書いてなくて笑った. 今年も素敵な一年になりそうですよ.

最優秀小説賞

湊かなえ著 『告白』

今年はあんまりな本が多く、消去法でこれ.

第一章「聖職者」は『小説推理』で読んでいて好印象だったのですが、 これ続きはない方が良かったんじゃね、と言うぐらい中盤がだるい. ラストの落ちは良かったけれど、全体として見ると第一章の完成度が抜けてる感じ.

次点として『1Q84 BOOK 3』は例の如くあんな感じなので置いておくとして、 話題になった本だと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が楽しめたかな. 元が名著なので当たり前ですが、論旨がしっかりしてる.

というか、あんまり特定の作品を否定したくないのだけれど、少なくとも作品のかたちにして世に出そうよ. 『死亡フラグが立ちました！』とか『かげろう』とか『カゲロウ』とか『KAGEROU』とか（大事なことなので(ry
前者は特に「このミス」大賞（隠し玉）ということで期待していたぶんがっかり感が半端ない. バチスタの時は感動したんだけど、年々先細りだしこの賞もいつまでつづくかなあ.

最優秀コミック賞

大和田秀樹著 『ムダヅモ無き改革』

小坂俊史著 『中央モノローグ線 (バンブー・コミックス)』と迷ったけれど、勢いでこちら. 麻生タローかっこよすぎ.

当時の総理が切腹したり、見開き4ページぶち抜いたりと良い意味での荒唐無稽さがこの作品の売り. 麻雀が一切わからなくてもたぶん楽しめます. 2巻以降はgdgdなため読んでなかったんだけど、最新号では26ページぶち抜かれる予定.

最優秀映画賞

トラン・アン・ユン監督 『ノルウェイの森』

上映中、物語の内容に不満をもらしてた人々にひとこと言いたい.
（そもそも原作が）こ　う　い　う　話　だ　か　ら　こ　れ　！

あと、監督にもひとこと言いたい.
直子とレイコさん、配役逆ですよね.最初間違えてそのままにしちゃったんですよね.

音楽と映像美は素晴らしかったです. つーか原作を20回以上読み返しても未だにわけわからんのに、 映像化されたダイジェスト版を一度観ただけでわかれって方が無理だよね.

最優秀俳優賞

エフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Viktorovich Plushenko) ※2年ぶり2度目

氷上の奇功子が申雪／趙宏博ペアの氷上結婚式にてまたやってくれました.

変態みたいだろ？新郎新婦のリクエストなんだぜ、これ.

これやる18歳はすげえと思ったけど、これやる28歳もすげえ. 10年前より明らかに脱ぎ慣れてて吹いた.

最優秀音楽賞

world's end girlfriend 『Heartbreak Wonderland』

『ending story』収録.

前田勝彦の重厚な世界観と遊び心が織り成すWEG初期の秀作. 中盤からの展開とメロディーラインが神. 職場の先輩曰く「悪巧みしたくなる曲」.

最近の一層プログレに傾向した楽曲も良いですが、 WEGは初期のテクノとプログレとクラシックが破綻してた頃が好きです.

最優秀ビジュアル賞

はやぶさ（探査機）

• 宇宙探査機はやぶさ　大気圏再突入（動画）
• はやぶさが最後に撮影した写真

なんて事だ… 君たちにはきっと、ゴーストが宿っているんだね。

士郎正宗原作　『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG: 26.憂国への帰還』　Production I.G, 2005年

世間がワールドカップ一色の中、 はやぶさが撮った最後の写真を眺めて夜中にひっそりと泣いた. どんな精密な機械だって、動かすのは、やっぱり作り手の気持ちだと思うんだ.

最優秀アニメ賞

森見登美彦原作 『四畳半神話体系』

登見彦氏のブログから度々Production I.Gの話題が出ていたので 何れかの作品が映像化されるだろうとは予想していたけれど、 まさかこの作品とはと大層驚いた.

このCG全盛期のなか中村祐介の原画を活かした原色ベースの色彩設計や、 しっかり書き込まれた京都の風景と少ないラインで書かれた登場人物の対比などが、 原作の奇妙な世界観をうまく映像化していたように思う. 主役の浅沼晋太郎の演技も秀逸.20分の尺をひとりで喋り通した時は吹いた.

当然のようにBlu-rayで全巻初回版を揃えた訳だが、 特典のかるたの使用用途に未だに悩んでいる.

最優秀ゲーム賞

SQUARE-ENIX 『タクティクスオウガ　運命の輪』

宮部みゆきも絶賛の神SRPGが10年の時を経てリメイク. オリジナルスタッフが携わった事もあり、 原作の雰囲気を損なわずにより物語を膨らませた近年稀に見る良リメイクだった. プレザンスの10年振り発言や魔剣ヴォルテールさんのキャラクターヘルプなどは正直泣いた.

まあ、売上ではAKB48に予約の時点で抜かれてるけどな.

最優秀MAD動画賞

『村田サヨナラ押し出しデッドボールで山口とヒーローインタビュー 』（ようつべ）
『迷ヒーローインタビュー』（ニコニコ）

【９回表の巨人の攻撃、８－６で横浜リードの場面から】
・投手山口（横）、１死ランナーなしから８球連続のボール球で連続四球
・２死２・３塁から平凡なセカンドフライ、誰もが終わったと思ったらなんと落球、ノーヒットで同点
・９回裏、同点にされた山口（横）がなんと続投、しかも先頭打者でヒット
・１死満塁から村田（横）が押し出しデッドボールでサヨナラ
・ヒーローインタビューが山口（抑えで２失点）と、押し出しデッドボールの村田（４タコ）

というコントの一部始終. ネタでは他の追随を許さない我が軍は、順位争いも圧倒的な強さで三連覇を達成. 俺たちの戦いはこれからだ！

過去の私的芸術大賞

09年私的芸術大賞　まとめPostted:2009/12/30 [Wed]

08年私的芸術大賞　まとめPostted:2008/12/30 [Tue]

ぱわはらニモ負ケズ、しすてむだうんニモ負ケズ.

そんな障害だらけの今年もようやく仕事納めですよっと. というわけで、自分へのご褒美も兼ね今日のランチは贅沢に寿司をおごった. 京樽のパックだとか、端に寄ってるとかは問題じゃない.

今が22:20てことは問題だけどな（※ランチです）.

年明けまでに帰れっかなあ…orz