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職場に、いつも残っている先輩（鴎ファン）がいる. 今日も残業で被ったので、なんで毎回背負うのか、 定時で帰ってる人にふったりしないのか聞いてみた.

曰く、

「最終回無死満塁で丸投げされるより、先発で負けた方がましだろ？」

とのこと.

負け前提なのが訓練されたロッテファンですね、 という言葉を引っ込め、ツナ缶で栄養分を補う午前2時.

こないだ購入したSC-M53をPCスピーカーにしてみた. 小型だし、ソースがぼけててもなんとなく良い音に聴こえるので ニコ動の作業用BGMとか鳴らすのに丁度良い.

SC-M53はパッシブスピーカーのため、当然このままじゃ使えない. というわけで、以前から興味のあったデジタルアンプも導入.

TOPPING TP30(中国製)6000えん、 省スペース＆省電力＆低発熱とPC周りにぴったり. 説明書とか一切無い漢仕様. そのくせUSB接続とかできちゃう可愛いやつ.

音質は今までのオンボ→TVスピーカーという劣悪環境に比べれば雲泥の差. スピーカーと合わせて1万円ちょっとでこれなら十分過ぎる. プロ笑の方々はマイ電信柱まで立てちゃうらしいけどな.

特にジャンク品周りの楽しさは異常.

先日もDENONのSC-M53を見つけて思わず購入. 「値段の割りに」良いスピーカーと評判で、たまにオークションに出ると結構入札が多い.

因みに使うあては全くありません.

Pioneer S-A4 spirit vs DENON SC-M53

折角なので、真空管アンプと絶賛稼動中のS-A4SPT（以下S-A4)と比較してみた.

アンプは安物の自作真空管＆聴いてるひとはいいかげんという環境のうえ、 両者ともデッドストックの為完全に誰得レビュー.

「素」と「楽」の饗宴

どちらも1本1万円以下のスピーカースレで話題になったものの、 音質では圧倒的にS-A4. ちょっと低音が弱いものの、基本どの音域も「素直」な音. 実売価格も倍ちかく違うししょうがないよね.

対してSC-M53は、全体的にぼやけた感じがする. ただ不思議なことに、いちばん耳につく音域がとても綺麗に聴こえる. ぼやけてるんだけど、そこだけしっかり強調される感じ. 女性ヴォーカルやアコースティックギターなんかとは特に相性が良い. 何と言うか、聞いてて「楽しい」音なんだよね. 人気が出てたのも納得だわ.

比べちゃうとS-A4の音の方が好きですが、これは慣れと好み. SC-M53も評判どおりCP優良の名スピーカーと思う. このまま寝かせてしまうのももったいないので、 なにか使用用途を作ってあげたいと思う.