勢いでロードバイクを買っちゃったんだけど営業時間内に取りに行く余裕がない、 でもなるべくなら良い気候のうちにはやく乗りたい、という事で自宅まで送ってもらう事にした. 梱包の関係で最終調整をしなくちゃいけないのだけれど、メンテの勉強したかったし丁度良い.
そんなわけで鷺沢さん(仮名)が思ったよりスリムな箱に入ってご到着.
前輪・ハンドル・サドルは未設置、その他細かいパーツも付けてから調整しないといけない.
幸い工具はバイクをいじってた時のが一式あるので、教科書と不安を片手に作業開始.
1.シートポスト取り付け
フレーム側のばりが気になったので、タイヤを組む前にひっくり返してやすりで綺麗にする. シートポストにグリスを塗って適当な位置で仮止め.
2.ヘッドセット組立
ハンドルを組み付ける前にフォークを外してグリスアップ、
順番に外して適当にグリスを塗ってはめ直すだけの簡単なお仕事です.
途中の写真が無いのは両手がグリスまみれになってたからだよ(言い訳
ハンドルはバーテープが既に巻いてあったので、ハンドルバーのガイドが真ん中になるように仮止め.
3.ペダル取り付け
ペダルはクロスバイクのpureflatとシューズの互換性を持たせたかったので、 SPD-SLでなくSPDでロード用のPD-A600にした. 定価で買うと阿呆みたいに高いんだけど、たまたま良い出物があったので入手できた. 回転に引っかかりありという事で割安だったんだけど、 全部ばらしてグリス塗り直したら気にならない程度まで復活した.
取り付け自体は軸にグリスを塗ってアーレンキーで固定するだけ、クランクの色とも合って良い感じ.
3.ポジション出し
以前受けたバイオレーサーの結果をマシンに落とし込む. 取り敢えず乗り始めはきっちり測定通りのポジションを試してみよう、という事で極力正確に再現. ただ予め覚悟はしてたんだけど、そのままだとサドル・ハンドル間の落差が大きくなりすぎてしまう. 苦肉の策でステムをひっくり返しハンドルの高さを確保する暴挙に出る.
ださい?聞こえないね.見た目より乗り易さ重視でいくんだよ.
4.その他の小物
ボトルケージはクラシックなチューブが美しいMINOURA(ミノウラ) デュラケージ AB100-4.5、 携帯空気入れはpureflatのものを流用、もうロングライドはしないしね.
バルブのキャップが脆そうだったので、アルミ製に交換.
Tiagraのブレーキは評判がいまひとつなので、パッドだけでもDURA-ACEグレードのR55C4に交換.
グリスは近所のホームセンターで売ってたAZの万能グリス、
組みあがったらパーマラックスという自動車用ワックスでフレームを綺麗にして仕上げ.
最後にタイヤに空気を入れて作業終了.
展示品のため小キズ有との事なんだけど、どうせ乗れば傷だらけになるんだからそんなの全く気にならない.
と言うかそんな傷で5万円も値引くなんてどんだけだ、どんだけ凄いんだガチ勢.
さていよいよ実走、と言ったところでつづく.