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ヤビツで片足ペダリング?忍び寄るDNFの危機

Postted:2016/01/20 [Wed]

[IMAGE]term rKo、ヤビツに挑む

このところ仕事が忙しく休日出勤は当たり前、ツーキニスト自粛令も引かれロードに乗る時間がめっきりと減り 毎晩の麦酒が脂肪へとその姿を変え雪のように音もなく積る怠惰な日々を送っておりますが、 それでも久々のお休みとなると弛んだお腹を抱えてほいほい山に引き寄せられるのが悲しいローディの性.

とはいえただでさえ心許ない貧脚がより一層鈍らになってきている今、いきなりヒルクラに挑むのは無謀というもの. ここはしっかりとゆるめの坂でリハビリを行い、脚を慣らした後に然るべき峠へ向かうべきではなかろうか、と.

脚が鈍ってるからリハビリする、リハビリしてからヒルクラする. うん、どこに出しても恥ずかしくない完璧な理論です.

そのふたつを同じ日に行おうとした点を除けば.

先ずはリハビリ、善波峠から名古木セブン



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    /  _ノ  ヽ、_  \
   / o゚((●)) ((●))゚o \  ほんとはヒルクラしたいんだお…
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  \     ` ⌒´     /


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    /  _ノ  ヽ、_  \
   /  o゚⌒   ⌒゚o  \  でも脚が鈍っててリハビリしないと走れないお…
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /


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     /⌒  ⌒\
    /( ●)  (●)\
   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   だから善波でリハビリしたあとヤビツアタックするお!
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  \      `ー'´     / 


なんて考えたあの日の私に蹴り入れたい.

[IMAGE]R君のCAAD10、通称ウルトラ号

さてそんな己の愚行に気付かぬままR君のニューマシン、変態バーテープのCAAD10に引かれて到着したのはお馴染み名古木のセブンイレブン、 今回は久々のチームライドです.

脚力に差がありすぎるので出発前に歓談→発送直後に千切られる→ゴール後僕が恨み節をぶつける という傍から見たらチームライドの意味あるのと疑問に持たれる事うけあいですが、それでも皆で走るのは楽しいものです.

先ずは前菜の善波峠をさくっとクリア、チームメイトがペースを合わせてくれたのもあり楽しく話しながら 心拍160程度でゆるゆると登坂してまいりました.

これでリハビリはばっちり…と思ったのですがなんか様子がヘンです. 左膝の皿上がどうにも調子が良くなく、最初は違和感程度だったのですがだんだんと痛みにかわってきました.

この時は「あー脚鈍ってるなー」位にしか思っておりませんでしたが、今思えばこれが地獄の入口. この時膝の悲鳴に耳を傾けていれば…と思うのですが、久々ロードに乗ってはしゃいでいる阿呆にそれを望むいうのはいささか酷というもの.

左足終わったんやったら…右足だけで回せばえぇ!

休憩兼ストレッチをすませいよいよ出発、ティアグラぼっちもハイエンドな機材に囲まれるのも二度目となれば慣れたものです.

[IMAGE]ヤビツ峠【市街地1】
[IMAGE]ヤビツ峠【市街地2】
[IMAGE]ヤビツ峠【市街地3】

初見で驚かされた序盤の市街地ゾーンも二度目となれば楽勝 …と、思ってたのですが感覚としてはつらくないのに脚が回らずスピードも乗りません. ハンデとして5分遅れでスタートしたR君に、蓑毛前で早々に捉まります.

[IMAGE]なんやこの景色、ハァ?
なんやこの景色、ハァ?

[IMAGE]けつ…?あいつのけつ!?
けつ…?あいつのけつ!?

[IMAGE]あかん…黄色や
あかん…黄色や 幸せの色 レースの色 出しきった時のいr

っていたいいたいなにこれ無理無理. 蓑毛坂に差し掛かった所で遂に膝が悲鳴、というより絶叫を上げてギブアップ. 実はずっと前から悲鳴は聞こえてたんですけど、 久々のライドだし途中で帰るのやだしと聞こえないふりをしてたんですがここで限界がきた感じ.

踏み込むだけでかなり痛むので、極力左は引き足だけでクランクを回していくイメージで何とか蓑毛坂をクリア. これ今日やばいなー、走り切れるかなーと思って丸坂に挑んだ所今度は急にふくらはぎに違和感が
って違和感レベルじゃねえなにこれハイパー痛い. ふくらはぎの内側の筋肉が張っててぴくぴく痙攣しててってどう考えても脚攣りです本当に(ry

[IMAGE]片足で丸坂を通過

もう全く力を入れてなくてもクランクに合わせて動くだけで左足に激痛が走るレベル、 これは本当にやばいという事で急遽クリートを外して右足だけを頼りに登坂する作戦にチェンジ. 幸いいちばんきつい蓑毛坂は既にクリアしてあるので、決して楽ではありませんが何とか片足ペダリングでも進めそうです.

[IMAGE]片足ペダルで神社坂
[IMAGE]カメラを調整する余裕が出てきた

それでも人間の適応力とは凄いもので意外と何とかなるもの、ほぼ片足で神社坂も通過. この頃になるとだんだん片足ペダリングにも慣れてきて、カメラの向きをいじる余裕も出てきました.

[IMAGE]アタック?
[IMAGE]なにそれおいしいの?

何とか展望台を過ぎあと一息、アタック?なにそれおいしいの?

[IMAGE]ヤビツ2回目登頂

お、終わった…
間違いなく今まででいちばん脚付きの危機に迫られた戦いだった…
先についていたチームメイトに悪態を吐くお約束を行う余裕もなくそのままオールアウト.

[IMAGE]TCR-SL2
[IMAGE]慌て方がC-3PO

エースのお叱りを受けるの図、お待たせしましたすいません.

今回のライドではリハビリとヒルクラを同じ日に行ったらあかんという事と、脚が痛すぎると慌て方がC-3POみたいになるという事を学習しました.

[IMAGE]おつかれっしたー

何はともあれ完走できたのでみんな優勝!おつかれっしたー

教訓:リハビリとヒルクラは別の日に行いましょう

お馴染み今日のルート.
こうしてみるとヤビツ程ではなくとも、善波峠もなかなかの強敵であった事がわかります. トレーニングならまだしも、リハビリ兼ねて行くとこじゃねえなこれ.

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