3年前、我が四畳半にやってきたAVC-A1SR.
AVアンプのフラッグシップモデルとして名を馳せたのも今は昔、
小型スピーカーで細々とWaltz for Debbyを流し余生を送っていました.
何とかしてあげたいと思っていたところ、先日色々あって部屋が少し大きくなりまして. 丁度本を売ったお金もまとまったしこれはチャンス、という事でホームシアターを組んでみた.
ホームシアター構築記
幸い親父さんが電気関係の仕事をしているので、麦酒を貢いで召喚し作業開始.
配線は巾木に沿ってモールを這わせ、極力目立たないようにする. ぱっと見ではどこに配線が通ってるか解らないレベル、流石はプロの仕事.
スピーカー類は旧システムを流用. ウーファーはS-W6をそのまま、今までメインだったS-A4 Spiritには引き続きリアスピーカーとして頑張ってもらう.
足りないものはパイオニアのAシリーズを通販や奥で半年くらいかけて細々と集めた.
メインを勤める期待の新戦力、S-A77TB.
予算をだいぶオーバーしたし重くて運び入れは大変だしで何かと苦労したのだけれど、
その分良い音を奏でてくれるので良しとする.
使えるものはとことん使う、という事でラックやスピーカーケーブルも旧システムのものを流用.
AVC-A1SRの本気を見るのです!
そんなこんなでほぼ一日がかりで作業終了.
早速視聴してみると四畳半で聴いてた時とだいたい同じ音、まぁアンプも変わってないしこんなもんか.と思ってたら専門家が「もっと音量を上げろ」と言うのでちょっとずつボリュームをあげてみた結k
ってすげえええええええなんだこれ.
一定のボリュームを超えたところからサラウンドは勿論の事、2chでも臨場感が明らかに違う.
曰くスピーカーをきちんと鳴らすには、ある程度の出力が必要との事.
3年目にしてはじめてフラッグシップアンプの本気を見た、今まで本当にごめんよAVC-A1SR.
読子さん、5.1chですよ
そんなわけで買い溜めた円盤を観賞しなおしている、いろいろな発見があってとても楽しい. R.O.Dのようなステレオ音源でも、Dolby PrologicⅡという機能で5.1chに変換してくれる. 元々5.1chで作成された音源には当然劣るけれど、素の2chより臨場感がぐっと増す.
手持ちの中で特に良かったのはCarpentersのSinglesとCowboy Bebop DVD-BOX. Carpentersは流石SACDだけあってカレンの美声が本当に素晴らしいし、 Cowboy Bebopは5.1ch対応で迫力が凄い.やっぱりスパイク格好良いわ.