質問
佐伯泰英著『政宗遺訓』p.232に象牙根付黄楊渋金細工
という表現がある.
この文中で用いられている「渋金」の読みを知りたい.
回答
不明.
「しぶ-きん【渋金】」という陶芸の業界用語で、 釉薬の色を表現する際等に用いられるという説もあるが、裏付けとなる資料は発見できず.
NDC
漢字 (811.2)
小説. 日本 (186.8)
参考文献
- 佐伯泰英著 『政宗遺訓 : 酔いどれ小籐次留書』 幻冬舎, 2012年
- p.232に「象牙根付黄楊渋金細工」と記載あり. ルビはふられていない.
備考
独力では答えられず同僚や先輩、果てにはとある大きな図書館にまで相談し 30点以上の辞書・辞典を調べたけれど該当の単語は見つからず.
googleで検索すると焼き物がヒットするので取り扱っている店舗に電凸し 「しぶ-きん【渋金】」という答えを頂きましたが、こちらも資料の裏付けは取れず.
結果としてはギブアップ事例になるのですが、 かなり著名な作家の作品なので、同様の質問に悩む方の参考になればと公開してみました. どなたか回答まで辿り着いた方がいらっしゃいましたらご一報下さい.