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猫に小判、貧脚にGARMIN? 【導入編】

Postted:2015/09/15 [Tue]

ライダーがロードバイクのエンジンにあたるなら、そのライダーの体力は車で言うところのガソリン.

兎角この世は化け物ばかり、ネット上はアウターがしがし踏んで200km走破してもケロッとした顔で 『明日はどこの峠行く?』等とのたまうローディで溢れていますが、僕の様な貧脚ではそうはいきません. 価値ある資源(体力)は大切に、如何にエコな走行を心掛けるかが重要になってきます.

そんなエコドライブの重要な目安となるのが、【ケイデンス】と【心拍数】です.

そんなわけで分不相応にもケイデンスと心拍測れるサイコンが欲しいなあ、 と思っていた所たまたま不要パーツを売りに行ったショップでそんな高機能サイコンがずらり. 後学のためだから―、見るだけなら只だからー、等と自分に言い訳してとっかえひっかえしていた結果

[IMAGE]GARMIN 外箱

GARMIN買ったったwww

日々の通勤とせいぜい獲得標高1000m程度の週末ライドでひーひー言ってる貧脚ライダーが GARMIN買うとか馬鹿なの死ぬのとか言われそうだけどまあちょっと待って欲しい.

先程申し上げた通りアウターを余裕で踏める筋力が無く、自分でペース配分できる経験も無く、 体力も乏しい貧脚初心者だからこそ、適正なペースを掴むためにこうした装備が必要なのではないでしょうか. こうして心拍とケイデンスを視覚化する事でより効率的なr―
すいませんだらだら書いてきましたがハイパー言い訳です見た瞬間欲しくてたまらなくなり 気が付いたらカードがレジに吸い込まれてました.

[IMAGE]GARMIN Edge 705J

そんなわけで鷺沢さんのもとにやってきたGARMIN Edge 705J.
705J?そう、705Jなのです.

何故、GARMIN Edge 705Jにしたのか

Edge 705Jは2008年発売された当時のハイエンドモデルですが既に終売品、 今となっては510Jや1000J等の新型が出ており一世代前のモデルになります.

何故わざわざ型落ちの705Jにしたのかという事なのですが、それには幾つか理由があります.

フォントが見易い
705Jにした最大の理由がこれ.
同じGARMIN製の510Jと500J・猫目のCC-RD430DWと見比べてみたんだけど、 各社の新型と比較してもいちばん見易かったのは意外にも型落ちの705Jでした. 510Jはアンチエイリアスが効きすぎて個人的にはかえってぼやけて見え、 CC-RD430DWは数字は見易いんだけどバックライトが無いという致命的なマイナスがありました.
操作がボタン式
これも同社新型の510Jとの比較になるんだけれど、510Jからは操作系がタッチパネル式になっている. 見た目は非常にすっきりするし重量も20gほど軽くなってる反面、操作性が犠牲になっている感が否めない. タッチ用メニューが表示されるため情報画面が狭くなるのも気になる. スワイプ等の画面切替はスムーズで好印象だったんだけど、個人的にはトータルで見ると705Jの方が操作し易かったです.
値段が手頃
510Jが4万円なのに対し705Jは3万円弱. しかも使用感が薄目(後で調べたら50kmしか使ってなかった)で元々買い直す予定だった ハートレートセンサー要らないんで安くなりませんかねーと交渉した所さらに5000円引きに.

Gios airone meets GARMIN Edge 705J

そんなわけで早速取り付け、ここまで来たらもうどうにでもなーれという勢いでアクセサリも発注. どうしてロード絡みだとこう財布の紐が消し飛ぶのか.

マウントはヤフォークで安売りしていたK-Edge コンピュータマウント、削り出しのアルミが美しい. ただこの商品は残念な事にφ31.8mm専用、Giosの純正ハンドルはφ26.0mmのためそのままでは付かない.

[IMAGE]dixna ハンドルシム(31.8→26.0mm)

そこで登場するのがこちらのdixna ハンドルシム(31.8→26.0mm).
抑々はステムとハンドル間を調整するためのスペーサーなんだけど、これが誂えた様にぴったり. 値段の割に質感も非常に良いし、片側のみに耳が付いているのでマウントがずれ難いのもGood.

[IMAGE]MIO LINK リストバンド型心拍計

見ず知らずの他人が直接肌に付けたもの(しかもたぶん汗まみれ)を身に着けるのに どうしても抵抗があったので新調したMIO LINK リストバンド型心拍計.
従来の胸に巻くタイプではなく腕に巻くタイプで装着が非常に楽. 胸バンドに比べると若干割高なんだけれど、面倒だと途中で止めちゃう気もしたしこの気軽さはちょっと得難い.

[IMAGE]QUICK VIEW マウントアダプター

あとはEdge 705J本体にこのQUICK VIEW マウントアダプターを取り付ければ完成. 705や605のマウントは爪が折れやすいという欠点があったんだけど、 このアダプターを噛ませれば最新型の90度回す事で着脱可能なマウントが使用可能.

[IMAGE]Gios airone meets GARMIN Edge 705J

Gios airone meets GARMIN Edge 705J.
サイコンの位置がステムからハンドル前に移動したんだけど、これがウルトラ見易くてびびる. ケイデンス・心拍を確認するため今まで以上にサイコンに目をやる機会が増えたのだけど、 視線移動が10cm少なくなるだけでこんなに楽になるとは.

結構出費は嵩んだけれど、かけたお金以上に得たものが多く感じられてるので非常に満足してます. ケイデンスや心拍見ながら走行した時の感想なんかはまた追って.

【後編はこちら】

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