librinvain.net

猫に小判、貧脚にGARMIN?【実践編】

Postted:2015/09/22 [Tue]

[IMAGE]Gios airone meets GARMIN Edge 705J

念願のGARMIN Edge 705Jを手に入れた.
その効果を確かめるために、早速どこか走ってみよう…

[IMAGE]檜原街道路上

ここは東京都あきる野市“檜原街道”だ.
このまま街道に沿って走ると、特別メニューがあるようだ.

  • 桧原都民の森まで 29km
  • 大垂水峠の3倍ボリューム(獲得標高的に)!
  • 全部登ってもタダ!

…色々と鍛えられそうな気がする.
今日はここで過ごそうか…

  1. ここで過ごす
  2. やめておく

>>1.ここで過ごす

“都民の森”に挑戦した.

[IMAGE]都民の森【入口?】


走っても走っても、終わりが見えてこない…

[IMAGE]都民の森【中盤】


坂・坂・激坂・坂・激坂…

[IMAGE][IMAGE]都民の森【金網坂】

そして坂…

…….
これを完走するには、

  • 全てを受け入れる“寛容さ”、
  • 正しくペース配分する“知識”…
  • 坂の群れに突っ込む“勇気”、
  • 漕ぎ続ける“根気”…

それら全てが必要そうだ…

で、結局どうなった?

…だが、今の自分なら余裕だ!

[IMAGE]都民の森完走
[IMAGE]一足早い紅葉
[IMAGE]風張峠も完走

完走した!!
…得るものの大きい、なかなかの戦いだった.

恐るべしGARMINパワー、というわけで大垂水峠でひーひー言ってた貧脚のプロテインジャンキーが、 まさかの脚つき無しで都民の森だけでなく風張峠まで完走という奇跡.

余裕というのは流石に大嘘ですが疲労の質も軽く、 今迄なら登頂後は息も絶え絶え100万円やるから今直ぐ走れって言われても全力でお断りするほど疲弊していたのですが、 今回はちょっとした坂ならもう一本行けるかな?とヒルクラ中毒者的な考えができる程度には余力もありました.

僕自身はトレーニングなど一切行っておりませんので、 これは全てGARMINの、そして心拍管理の力なのかと認めざるを得ません.

平地は怠け過ぎ、登りは回し過ぎ

と、いうのも改めて自分の走行スタイルを数値化すると、 如何に今まで『平地で怠けていたか』『登りで無駄に回していたか』が良くわかります.

一般的に心拍数は最大190の人だと150-160の間、ケイデンスは70-80位で走るのが最も効率が良いと言われています. ところが自分の平地での数値を計測してみるとケイデンスこそ75程度で回っているものの平均心拍はたった115、 脂肪燃焼どころかウォーミングアップにもなっていません.
そしてこれが登りに入ると一転、『軽いギアでくるくる回すのが大正義』とマンガの知識を鵜呑みにした結果 平均ケイデンス110・平均心拍165と明らかにオーバーペースな上ギアも合っていませんでした.

自分の身体の事は自分がいちばん知ってるわーと豪語していたのですが、 実際にケイデンスと心拍を意識して走ってみるとあまりの違いに 成程、これが効率的な走りというものか…と思わず唸らずにはいられません.

今迄の『速度維持』の乗り方ではなく『心拍&ケイデンス維持』の乗り方を心掛ける事で、 疲労が溜まり難くなると共に平地での速度がかなり上がりました. 副作用的に走行後に滅茶苦茶おなかが空いて体重も落ちるようになりましたが、 それだけ脂肪を燃やして走れているという事でしょう.

注意書き

と、ここまで良い事ばかり書いてきましたが当然「※効果には個人差があります」.

僕の場合は心拍やケイデンスの管理が出鱈目だったのでそれを矯正する効果が非常に大きかったのですが、 スポーツ経験者できちんと心拍管理ができている人にはそこまでの効果は無いかも知れません.

また覚悟はしていたのですがやはりナビは『?』となる事が多く、 急に衛星を見失ったかと思えばその後の案内をサボタージュしたり、 たまにリルートしてくれたと思えば今度は検索時間がかかりすぎて 新しい経路が出た時は既にその道をスルー→再度リルートという無限ループに陥る事も. この辺は『地図上に常にルートを表示』という設定にする事で対処可能ですが、 ナビとしての性能を求める人は素直に最新型を買った方が良いと思うよ.

自分はケイデンス・心拍計付サイコンとして購入したのでその観点から見て十二分に満足してますし、 値段以上の価値があったと思っていますが、 型落ちとは言え決して安い買い物ではないので、こんなインプレでも何かの参考になれば幸いです.

http://librinvain.net/ Webmaster zerotomo
Valid XHTML 1.0! Valid CSS! powered by blosxom