この触覚とオプティカル・ギア・ディスプレイをご覧頂けばお解りのように鷺沢さん、 基Gios aironeのコンポーネントはTiagra 4600.
RDが若干アレでしたがSTIはワイヤー外出の集大成だけあって変速はぱきぱきと心地良く、 重量も抑々フレームがクロモリの時点でお察し、 10段変速もアウタートップ側3つは貧脚のためほぼ不要と全く不満はありませんでした.
知人のロードをお借りしてデュラ(7900)や105(5800・5700)に触れる機会もありましたが、
いざ自分の愛車のハンドルを握った時に出てくる言葉は『46でいいや、46がいいや』
でした.
あの日、6800に触れるまでは.
68アルテとの出会い
事のはじまりは昨年初夏. ふらりと寄ったワイズロードでたまたま行われていた試乗会にて、これまた何の気なしにCAAD10に跨った時の出来事でした.
カーボンキラーの名を恣にしているアルミロードの最高峰であるCAAD10は噂に違わぬ出来で走り心地や加速性も勿論素晴らしかったのですが、 フレーム以上に変速・停止といったコンポーネント自体の動きの虜となってしまいました.
冒頭で申しあげたとおり、『楽に』乗るためでしたら4600で申し分ありません.
ただ6800にはそこに更なる付加価値― 握り易いブラケット、引きの軽いブレーキ、滑らかな変速、そしてそこから産まれる乗っていて『楽しい』、動かしていて『気持ち良い』という感覚. 一式で100,000円は確かに高価ですが、ホビーライダーには過ぎ物だからといって諦めるには諍い難い魅力がそこにはありました.
円高最高や!箱なんて最初から要らんかったんや
そんな折、兼ねてからの円高で海外での自転車パーツの価格がどんどん下落. 特にwiggleやProbikekitの値下がりは凄まじく、国内で60,000・外通でも40,000切れば激安とされていた 名ホイール「Campanolo zonda」が33,000と異次元の安さに.
これはもしやとチェックすること数日、永らく在庫が無かった6800のグループセットがprobikekitに復活. 価格はクーポン適用で驚愕の54,000円. 通常セールで割引になるグループセットはノーマルクランクだったりクランクが長かったりする場合が多いのですが、 今回は170mm・50/34というジャストサイズなものが選べ、スプロケのサイズも豊富.
周囲に60,000切ったら発注すると吹聴してたし、これもまた投げ売りの神様とのご縁かなあ、 などとぼんやり想いを巡らせているうちに気が付いたら購入ボタンを押しておりました.
それから3週間後、ほぼ空っぽになったせどり通帳と引き換えに鷺沢さんの元に英国から大きな箱が届きました.
早速GRDを構え、開封の儀を…
おいwww流石に適当過ぎやしませんかねwwww
梱包雑かなとは思ってたけど、まさかビニール一枚で包まれたものがそのまま突っ込んであるとは思わなんだ. 幸い欠品も傷もなかったのですが、お察しの通り高級感や箱を開ける楽しみといったものは皆無なので、 そうした一連の作業を楽しみにしている人は素直に国内の正規店でご購入されたほうがよろしいかもしれません. ま、僕は箱なんて飾りです偉い人には(ryな人間なので一切気になりませんがw
さて、次はその他の補修部品を集めますよといったところでつづく.