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【前回までのおはなしはこちら】

クロスに一年乗っていたものの、基本は近所のポタリングが主. たまに遠乗りと言ってもせいぜいサイクリングロードを飛ばして江の島に行く程度.

鬼頭莫宏著　『のりりん 2』　講談社, 2011年

リア12T？フロントコンパクトで50/34？なにそれおいしいの状態だった自分が本当にギア比を気にするようになるのか半信半疑でしたが…

すいません超本当でした.

失われた16Tを求めて

RD-6800-SSの最大対応スプロケット歯数は28T.
ヒルクラで楽するためにはギアは軽ければ軽いほど良いので、ローギアは28Tに決定です. フロントが50/34のコンパクトクランクなのでジュニアスプロケの線もなし、という事で11-28T一択です.

一択です、なのですが…

ぶっちゃけ11T要らない.

現行のCS-4600は12-28Tの10S.
トップギアの12Tは峠途中の平坦路等で『フロント変速したくないけどちょっとスピードが欲しい』といった場合や 『坂を下ってそのままスピードを維持したい』という場合に使う事もありますが、正直その頻度はかなり少なめです. それよりサイクリングロード等での加速でもう少しスムーズさが欲しいと感じる場面が多く、 さらに重たいギアを1枚追加するよりはミドルレンジにもう1枚ギアが欲しい.

何か良い案ないかなー、とぱらぱらとカタログを見てみると どうやら上位モデルのCS-9000には12-28Tという構成があるようです. 11Tの代わりに16Tが加わり、12-17Tの間がクロスレシオになるまさに理想的な構成. これだ、これしかない.早速こいつを発注してｙ

　　_, ._
（　ﾟ Дﾟ） …20,000？

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　　_, ._
（　ﾟ Дﾟ） …
　　_, ._
（；ﾟ Дﾟ） …20,000？ 

いやいやいやDuraとはいえ価格一気に上がりすぎだろ流石にこれは無理. あーもうなんでアルテグレードには12-28T無いんだよーCS-6800 12-28Tとか発売予定ないのシマノさん、 と検索してみるとあれ？結構引っかかる.

詳細は先駆者様方の記事を読んでもらうとして、簡単に言っちゃうと CS-9000の補修パーツを4枚取り寄せれば11-28Tを12-28Tに組み替える事が可能みたい（要自己責任）です.

そんなわけで該当部品をさくっと発注、これでギア比が

11-28T：11，12，13，14，15，17，19，21，23，25，28
↓
12-28T：12，13，14，15，16，17，19，21，23，25，28

となり、貧脚に優しい仕様となりました. パーツも揃ったしギア比も決まった、という事で次はいよいよ組み付けですよー