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遂に来てしまいました、この日が.
本日はアルプス安曇野センチュリーライド、その前日です.

今回は以前裏ヤビツに拉致された一緒に挑んだlugさん、rasepandaさんとエントリー.
おふたりとも「Please！」シリーズのファン―特にrasepandaさんは『学生時代、8月だけでおねツイ60周した』という この人いろいろ大丈夫かなと心配になるレベルでの信者という事もあり、お誘いした所ふたつ返事で快諾頂きました.

現地へはlugさんが車を出してくれるというのでお言葉に甘えトランポ、 rasepandaさんは生憎お仕事なので車体だけ先に運んでおいて夜から合流の流れとなりました.

トランポ経験者ゼロのためこんな感じ？と試行錯誤しながら積込開始. 豚鼻と呼ばれる自分の某外車だと車輪を外して1台を詰め込むのが精一杯なので、 3台悠々収まるファミリーカーの収納能力にただただ唖然とします.

おねティ→おねツイ→夏待ち→おねティ（以下ループ）とテーマソングをエンドレスで再生し、 士気を高めながら一路松本へ.

第一次登録ミッション

道中はカーブの度に背後から不穏な音がしていた以外はこれといったトラブルもなく無事梓水苑へ到着、 事前登録自体は車検証を見せてゼッケンと参加賞を貰うだけなのでさくっと終了.

折角なのでいろいろ見学、 WAKO'Sケミカルブースではメンテナンスサービス、チェーン洗浄にグリスアップ、 車体のコーティングまでしっかりやってくれてすべて無料という素敵さ.

c3fitのブースではで指切りグローブが安かったので衝動買い、ウェアとパーツ系のブースが多かった印象です.

ひととおり見学を終えたら木崎湖で開催中のロングライダースのイベントに行こうかという話も出たんだけれど、 木崎湖到着の感動は明日にとっておこうとなりいったんホテルで荷物を降ろし徒歩で松本の街をぶらぶら.

信州そばとビールでひと休憩.

途中松本駅前で、美ヶ原からお戻りになられたインナーロー教団の教祖に期せずして拝顔を得る.
声であれっと思い振り返り、背中のRX100M3でもしやと思い、アクションカムで確信しました. お仲間の方と盛り上がってらしたので声掛けはしませんでしたが、 普段拝読しているブログの中の人に会うというのはある種アイドルを見かけたような不思議な感覚がありました.

マリエと不滅のオタクたち

なんやかやで松本の街並みを堪能していると待ち合わせの時間、 仕事を終え特急あずさで一杯ひっかけてきたrasepandaさんと松本駅で無事合流.

『17時だと夕飯にはちょっとはやいよね、どうしよう』

「当然あがたの森には行きましたよね、どうでした？」

『なにそれうまいの？』

「松本まで来てあがたの森行かないとか馬鹿なんですか死ぬんですか」

『えっ』

「ほらほらなにぼーっとしてるんですかさっさと支度して行きますよ」

『えっ、ちょ、ま』

合流するや否や返す刀で歩き出したrasepandaさんに導かれ松本駅から真っ直ぐ大通りを進む事四半時、 急に大通りが途切れ鬱蒼とした森がってあれここもしかして

流石にこのアングルを見れば僕でもわかります、旧松本高等学校． 劇中で主人公が通う木崎高校のモデルとなった場所です．

現在は改装されて市の公民館になっており、中を自由に見学することが出来ます.

本当は中庭のベンチの位置が違うんですよ

ここは瑞穂先生ストーキング回の反省会の公園ですね

と、随所でrasepanda先生の良く解る解説が入る素敵仕様、やはり60周は格が違い過ぎました. 楽しく巡礼してたらあっという間に日が落ちてきたので、一旦松本駅まで引き返して夕食をとる事に.

カラーセンター

夕食は最初ジビエを食べようみたいな感じで盛り上がってたんだけど、 この日は日本中の瑞穂先生ファンが松本に集合していたようで目ぼしいお店が軒並み貸切.

翌日早いと言う事もありこうなりゃ山賊揚げが食べられればどこでも良くね、 というわけで飛び込んだのは駅出てすぐの立ち飲み居酒屋『からあげセンター（通称からセン）』. 名前からしてあんまり期待してなかったんだけど、なかなかどうして何を食べても美味しい.

名物山賊揚げ

しっとりした独特の衣が美味しい唐揚げはお持ち帰りも可、宿が近くなら持ち帰って缶ビールで部屋飲みなんかも良さそう.

チンチロハイボール.
偶数なら半額、ゾロ目なら100円という勝負で見事奇数の特大ジョッキ強制注文を引きあてるrasepandaさん.

そのままいたら永遠飲んでられそうな良いお店だったのだけれど明日は3時起きの予定なのではやめに切り上げ宿へ、 ゼッケンはじめ装備品の最終チェックを済ませ、『おねがいティーチャー』の再終話を見ながら就寝.

果たして明日完走できるのか.
抑々朝起きられるのか.
カラセンで飲んだくれて記念ボトル片手に松本観光してた方が良かったんじゃないか.

様々な不安が渦巻く中、松本の夜は更けていったのでした.

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