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けしごむはんこをつくってみた

Postted:2009/01/29 [Thu]

職場の先輩の傑作を見ていたら 自分でもつくってみたくなったので挑戦してみました.

[IMAGE]けしごむはんこ

とりあえず2個ほど作成.所要時間40分.

図版は気合の自作. ペリカンのつもりだったのにどうみてもあひるですありがとうございますorz

[IMAGE]手帳に捺してみた

手帳に捺してみたところ.

因みに使った材料たちは先輩オススメ100均けしごむ(5個入り)と、 NT社のデザインナイフD-500GPのみ.

とりあえずはんこの型は成しているものの、 入門書とか読まずにいきなり彫ってみたのでなんかいろいろ間違えてる気がする. 今度図書館で何冊か関連書籍を借りてみようと思います.

鳴いて血を吐く時鳥(ほととぎす)

Postted:2009/01/23 [Fri]

質問

正岡子規が喀血した自身を時鳥(ほととぎす)になぞらえ、 雅号を「子規」とつけたそうだが、 実際に「血を吐く時鳥」を詠んだ俳句はあるか.

回答

「血を染めて誓紙かく夜や時鳥」 岡本綺堂

上記の句が「血」と「時鳥」を含む(著作権保護期間を過ぎてますので転載OK). 子規が詠んだものは見つからず.

NDC

日本詩歌. 俳諧 (911.04)

参考文献

風信子著 『俳句と詩歌であるく鳥のくに』 文一総合出版, 2008年
p.84「第3章 小鳥さざめく:時鳥」に「鳴いて血を吐く時鳥」の項目あり.

備考

「俳句と詩歌であるく鳥のくに」は、鳥に関する詩歌を調べるにはもってこいの一冊. 鳥の名前だけでなく、内容(例:時鳥→時つ鳥、名告る時鳥、鳴いて血を吐く時鳥等)で 細かく分類されているのが大きい. 巻末の索引も使いやすいし、ほとんどの鳥はカラー写真付きだし… あの、そろそろおなかいっぱいになってもいいですか.的な完璧な一冊.

余談ですが、よく耳にする「鳴いて血を吐くホトトギス」は 中国(蜀)の望帝杜宇の故事(こちらも同書に簡単な記載あり)に由来しています. 瀬口侑希さんの「不如帰」の歌詞に使われてるので耳にした人も多いと思いますが、 こちらの流れを用いた詩歌は(探した限り)ありませんでした.

ぬか漬けだけじゃないんだぜ

Postted:2009/01/21 [Wed]

質問

漬け物以外で、米ぬかを使った料理を知りたい

回答

一般的な料理だと、「から煎り」「パン」「クッキー」「天ぷらのころも」などに用いられる.

また、米ぬかを使った郷土料理も幾つかありました.

NDC

糠. 米糠 (615)

料理.漬け物 (596)

参考文献

河村通夫著 『米ぬか健康法』 小学館, 1984年
p.112-126「第4章 おいしい料理法」に色々な食材への応用法・簡単なレシピあり.
レシピがあるのは「から煎り」「パン」「団子」「クッキー」「コーヒー」.
農文協著 『米ぬかとことん活用読本』 農山漁村文化協会, 2006年
p.14-16「多彩なぬか料理」に、ぬかを用いた郷土料理の写真(カラー)と簡単なレシピあり.
掲載されているのは「さんまのぬか漬け(三重)」「へしこのなれずし(福井)」「四万十川がねみそ(高知)」 「あみのぬかいり(岡山)」「へしこのぬかと大根の煮もの(福井)」「ぬかしょうから(鳥取)」 「いぎす(兵庫)」「じんだ(山口)」「えびぬか(山口)」「こんかいわし(石川)」「かどのこぬか漬け(岩手)」.
本文の方には漬け方しか載っていないけれど、「小倉の床漬」をはじめ内容は豊富.
農山漁村文化協会編 『魚の漬込み干もの佃煮塩辛』(ふるさとの家庭料理;17) 農山漁村文化協会, 2003年
p.24-26に「さんまのぬか漬け」、p.27に「にしんのぬか漬け」のそれぞれ写真(カラー)・レシピあり.

備考

意外に沢山の料理があってびっくり.

今回は「米糠(米ぬか)」を件名として検索したため 6門(農業)中心の本が多めに出てきましたが、「ぬか漬け」「漬物」などで検索して、 5門(料理)の本の「意外な活用法」みたいな特集を探すのも面白いかもしれません.

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