質問
凌霜隊(りょうそうたい)、速水小三郎が記した日記が読みたい.
回答
『速水日記』『速水行道日記稿』といった書名で様々な文献に記載があるが、 完本の存在は確認取れず.
抄録は
- 『郡上八幡町史 史料編1』(天保10年12月13日~明治5年12月2日)
- 『近代日本政治史研究』(慶応4年4月10日~明治3年11月15日)
- 『岐阜県史 史料編 近代1』(慶応4年4月10日~明治元年12月28日)
等で閲覧可.
NDC
岐阜県. 歴史 (215.3)
参考文献
- 『『郡上八幡町史 史料編1』』 八幡町, 1985年
- p.899-964『速水行道日記稿(抄)』に収録、天保10年12月13日から明治5年12月2日まで記載あり. 文中に注釈が非常に多い.
- 藤井徳行著 『『近代日本政治史研究』』 北樹出版, 1980年
- p.68-p.81『速水行道日記(抄)』に収録、慶応4年4月10日から明治3年11月15日まで記載あり. 内容はほぼ本文のみで、文末に速水行道の簡単な注記があるのみ.
- 『『岐阜県史 史料編 近代1』』 岐阜県, 1998年
- p.121-129『日記稿1(凌霜隊副隊長速水行道日記)(抄)』に収録、慶応4年4月10日から明治元年12月28日まで記載あり. 慶応4年=明治元年なので、その一年を抜粋したものとなる.
備考
抄録の中でページ数が最も多かったのは 『郡上八幡町史 史料編1』でしたが、入手難度が高いのがネック. また、抄録によって読み方・書き下しが異なる点がありますが、 底本が閲覧できないためどちらが正解というのはないようです.
また、凌霜隊に関しては『人づくり風土記 21』p.90「戊辰戦争と郡上藩」や 『岐阜県の歴史』p.210「凌霜隊」あたりを参考にしました.